
先日、友人がドイツからはるばる日本へやってきました。
ドイツに住んでいた時に初めてできた日本人以外の友達である彼とは、私が日本に完全帰国してからも、付き合いが続いています。
彼はドイツ人ではありませんが、15年以上ドイツに住んでおり、私たちの共通言語はドイツ語です。
そんな彼が、日本へ観光旅行に来るとのメッセージが!実に6年振りに、東京で再会することになりました。
4年間の在住経験はあると言えど、ドイツを離れて早10年以上となる私。
さあ、どうする!?会話は成り立つのか?
日頃、なかなか慌ただしく過ごしているもので、ドイツ語を勉強する時間はほとんどとれません。
なので、1日でやれるだけのことをやってみたよ!!(もっとやれ)
私が、育児・家事・仕事の隙間時間に、ドイツ語の全体的な復習と会話の勘を取り戻すことを目的としてやったことをご紹介します。


以前使っていたドイツ語の参考書を読む
ドイツ渡航前から現地の大学在学時までずっとお世話になった一冊、それがこちらです。
ドイツの人々にとって、メールや手紙における「礼儀」は、重んじるべきもの。
昔からの形式に則った書き方で書いたものでなければ読んでもらえない、返信をもらえない、それくらい大事なことなのです。だから、この本は私にとって必携の書でした。
以前何度も目を通した本なら、斜め読みでも読み返せば良い復習になる、と思い、この本を手に取った結果、意外と忘れていた単語を数多く学び直すことができ、また、口に出しながら読むことによって、程よく口慣らしもできました。
ドイツのポップスを聴く
楽しく勉強するには、やっぱ音楽!歌!
そうだ、ドイツ語学習を始めたての一番モチベーションが高かった頃に聴いていた、思い出の曲を聴こう、記憶が蘇ってくるはず。ついでにドイツ語学習のモチベーションまで蘇ることに期待。
ということでチョイスした、Die Prinzen (ディー・プリンツェン)。
最高かよ(涙)
もはや本来の目的を忘れそうでした、いや、ちょっと忘れて、夜中にDie Prinzen聴きまくっちゃいました。
でも、10代の頃に聴き始め、一時期どっぷりハマったDie Prinzenを聴いていたら、歌詞とかフレーズとか、どんどんどんどん思い出されて、とても良いドイツ語の復習になりました。
リズムに乗って単語を覚えられるから、歌を聴くのって本当に語学学習に適してますよね。
今回聴いたのは、上に貼ったGanz Oben の他に、
Vierzig Jahre (A Cappella)
Kein Liebeslied
Du müßtest jetzt hier sein
Doris K.
などです。
友人に会える楽しみな気持ちに満ちていたのと、秋だからというのがあったのか、ワクワク系と切ない系の2タイプに分かれた選曲となりました。
ドイツ語のアニメを観る
冒頭に、「育児・家事・仕事の隙間時間に、ドイツ語の全体的な復習と会話の勘を取り戻すことを目的としてやったことをご紹介します」と書きましたが、この際だから子供と一緒の時間もドイツ語!娘と息子にもちょっと協力してもらおう!ということで、
子供たちと一緒にドイツ語のアニメを観ました。
ドイツ語のアニメはたくさんありますが、選んだのはBenjamin Blümchen (ベニヤーミン・ブリュームヒェン)。
アニメのタイトルにもなっているBenjamin Blümchen (ベニヤーミン・ブリュームヒェン)とは、ドイツで40年以上も親しまれている、ゾウのキャラクターです。
子供向けの動画をかけ流してみて、
- ストレスなく耳ならしができる
- 子供たちと一緒にいる時もドイツ語に触れられる
というメリットを感じました。
ニュース系の動画だと、聞き取ろうとして他のことが手につかなくなる→聞き取れないところがあるとストレスを感じる→ドイツ語能力の衰えをダイレクトに感じて凹む、という、いや〜なループに陥りそうでしたし、映画だと、私は映画大好き人間なため、観ることにひたすら集中してしまい他のことが何にもできなくなりそうでした。
だから、一つ一つが程よい長さで、やさしいドイツ語のアニメーション動画は、私の今回のようなケースにはうってつけでした。
ちなみに、子供たちにも大好評!ドイツ語は全く分からない我が子たちですが、4歳の娘からは「これ、面白い」とのコメントが。1歳の息子は、最近は恐竜かブリッピーの動画じゃないと怒るのに、画面に引きつけられていました。
ゾウさんのキャラクターは人気のものが多いですが、Benjamin Blümchen も、言葉の壁を超えて子供の心を掴んだようです。
まとめ〜1日でドイツ語復習&会話の勘を取り戻すことはできたのか
私がドイツ語の全体的な復習と、会話の勘を取り戻すことを目標として行なったのは、この3つでした。
さて、たったの1日のこれらの行動で、ドイツから来た友人と円滑にコミュニケーションをとることができたのでしょうか?
それについては、また別の投稿で詳しく書かせていただきたいと思っています。
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