ピティナ・ピアノステップのプレ導入に3歳の生徒さんが参加!

ピティナ・ ピアノステップ プレ導入に参加
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ピティナ ・ピアノステップに、私のところにピアノを習いに来てくれている3歳(当時)の生徒さんが参加しました。

もちろん、初めてのピアノステップです。

超リラックスモードだったご本人とは対照的に、親御さんも私もドキドキだったプレ導入のステージのことを、振り返ります。

目次

ピティナ ・ピアノステップ プレ導入とは

ピティナ ・ピアノステップのプレ導入とは、“幼児が気軽に参加できる”ステージ!

下記のような決まりがあります。

  • 演奏時間は1分以内に収める
  • ステージ上に付き添える大人1名と一緒に出演する
  • ピアノを使用する自由曲(ソロ、付き添いの大人との連弾など)を演奏する
  • アドバイザーからの評価やメッセージをもらうことはできない
  • ピティナ・パスポートが発行される
  • パスポートに貼付する参加シールが発行される
  • ステージポイントが付く

生徒さんのこと

生徒さんは、ステップのプレ導入への参加が決まるまでは楽曲を弾いた経験はほとんどありませんでしたが、以前より、遊びながら音楽に親しめるようリズムカードや音楽ワークに取り組んでいました。

ステップのステージで演奏する曲目が決定したのは、本番の2ヶ月半前そこから、コツコツと練習を重ねていきました。

演奏前後のお辞儀も、かなり早い段階から練習を始めました。ステージマナー、大切ですよね。


ステップのプレ導入で演奏した曲目

生徒さんがステップのプレ導入で演奏したのは、以下のような曲です。

  • 連弾のピアノ作品2曲。いずれも生徒さんは第一ピアノ=第1ピアノ(上のパート)を担当
  • 第1ピアノで用いられる音符はド(一点ハ)・レ(一点二)・ミ(一点ホ)・ファ(一点ヘ)
  • 一方は落ち着いた雰囲気の曲、もう一方はリズミカルな曲
  • 一方は右手を使う作品、もう一方は両手を使う作品

連弾なので音に厚みがあり、時に華やかなところもあり、制限時間である1分という短い間にいろんな要素を聴かせられるプログラムだったのではないかと思います。

本番を迎えるまでの生徒さんの様子

ステップ本番の3週間ほど前のこと。生徒さんが突然、

しらないひとがたくさんいるところでピアノひくのは、イヤだな

と言い出しました。

それでも、演奏曲目のことは、とても好きでいてくれている模様。

知らない人もいっぱいいるけど、お父さんもお母さんも、おじいちゃんもおばあちゃんもいるよ、ということを伝えました。

ステージでは、この(レッスン室の)ピアノよりずーっと大きくて、素敵な音が鳴るピアノを弾くことになるんだよ。かっこいい曲がもっとかっこよくなるかもね、という話もしました。

嬉しいことに、本番の10日ほど前に、

ステージでひくよ!

と前向きなスタンスになってきたのでした。

ステップのプレ導入当日!生徒さんの様子

そして迎えた、ステップのプレ導入当日。

会場に生徒さんが到着しました。緊張度合いはどうかな…?と、ちょっと心配していたのですが、杞憂だったようです。天真爛漫、いつもの生徒さんでした。

そして、それはステージ上でも変わることなく、練習してきた通りに落ち着いて弾くことができました。

自分の出番が終わったあと、

もういっかいひこうかな〜

とステージにまた上がろうとしたのは、ご愛嬌。

それだけステージで弾くことを楽しいと感じてくれたのなら、指導者として本望です。

ステップのプレ導入に参加した生徒さんの感想

ご本人に感想を聞いたところ、第一声が

もっとながくひきたかった!

なるほど、もっと長い曲を演奏したかったんだね、じゃあ、次にステージに出る時はもっと長い曲に挑戦してもらおうかな?

と答えようとしたのですが、よくよく話を聞いてみると、違うんですね。

もっと最後の音を長く弾きたかった」という意味で言ったらしいのです。

3歳にして既に、音楽をこんな風に表現したい、という気持ちが芽生えてきている。素晴らしいことだな、と思いました。

ピアノ講師である私の感想

続いて、指導者である私の感想を。

生徒さんの堂々たるパフォーマンスに、胸が熱くなりました。

ピアノを初めてまだ間もない子が、あの広い広いステージに立ち、一つ一つの音を客席のすみずみまでしっかりと届けたのです。

こちらで書いた通り、ご本人の中で、きっとたくさんの葛藤があったのでしょう。それらを乗り越えて、舞台での初めてのピアノ演奏を立派にやり遂げてくれました。

推して知るべしですが、日ごと近づいてくる得体のしれない【ステージ】という概念と、小さな体で必死に戦っていたことも考えられます。

私が行ったレッスン内容だとか、語りかけた言葉だとかが、生徒さんの心に響いたとは思っていません。ご本人の日々の積み重ねがあったからこそ、ステージは大成功に終わったのでした。

また、ピティナ側からの粋な計らいがあり、とても印象に残ったということも記しておきます。どこの会場でもあることではないと思うので、詳細は書くことができませんが、生徒さんのモチベーションを上げてくれるような心温まる出来事があったのでした。

その後の話

先日、保護者様から、嬉しいお話を聞きました。

生徒さんが幼稚園の劇発表会で、大きな声でセリフをしゃべりダンスの際には笑顔で踊ることができた、ステージでピアノを弾く経験したおかげで度胸がついたのだと思います、とのこと。

少し動画をみせていただいたところ、なんという堂々とした演技!びっくりしてしまいました。

思いっきり声を出すことができていて、その上、セリフに抑揚があるのです。また、踊っている場面では動きがとても大きく、楽しそうで、目を引きます。何より、人前で、ステージ上で笑顔でいられるということ。これって、大人でもなかなかできることじゃありません。

ステージでのピアノ演奏を経験したから、というよりは、ご本人の大きな、素晴らしい素質なのでしょう。

それでも、その素質がこうして花開いていく過程で、ピティナ ・ピアノステップでの経験が良い方向に作用した可能性もあります。

現在、すでに、ステップのプレ導入で演奏したものよりぐんとレベルアップした課題に取り組んでいる生徒さん。

あの曲弾いてみたい!こんな感じの曲もやってみたい!と、ピアノを楽しんでくれています。

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この記事を書いた人

ピアニスト・ピアノ講師を生業としている二児の母です。
10代の頃から映画が大好き。
日本国内の音楽大学を経て研究生修了後、渡独。
ドイツの国立音楽大学を経て大学院修了後、帰国。
ドイツには4年間住んでいました。
ピアノのコンサート歴19年、指導歴は12年になります。

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