横浜アンパンマンミュージアムに4歳と1歳を連れて初めて行ってきた

横浜アンパンマンミュージアムに4歳と1歳を連れて初めて行ってきた
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4歳娘・1歳息子を連れて、家族4人で横浜アンパンマンこどもミュージアム(神奈川県横浜市)へ行ってきました!

アンパンマンが大好きな娘と息子は、アンパンマンミュージアムに行けると前日に知らされ、わくわくドキドキ。

家族全員、アンパンマンミュージアムは初めて。さて、一体、どんな場所なのでしょう?

目次

行きの車の中でWEBチケットを予約

それでは、車で出発。

車の中でテンションがどんどん上がっていく4歳と1歳。

しかし、親である私たちは完全なるリサーチ不足でした。事前に「日時指定WEBチケット」の購入が必要、ということを知らなかったのです。

車内でスマホを触っていた私は、アンパンマンミュージアムのサイトにアクセスして初めて日時指定WEBチケットのことを知り、慌てて購入手続きを行いました。

チケットは、横浜アンパンマンミュージアムのサイトではなく、アソビュー!のサイトで購入となります。

入場時間を選択して、必要事項を入力して、無事に手続き完了。

【チケット購入が完了しました】という旨のメールが送られてきて、WEBチケット(QRコード)も表示されましたが、「電波の悪い環境でもスムーズにチケットの表示が可能」なためアソビュー!アプリでのQRコード確認および表示を推奨、ということが書かれており、アプリをダウンロードしておきました。

横浜こどもアンパンマンミュージアムへ到着、でも駐車場が…

お昼頃に、横浜こどもアンパンマンミュージアムへ到着。しかし、

駐車場が満車。

この日は日曜日でした。土・日・祝日は、やはり混むのでしょうね。

やむをえず、アンパンマンミュージアムの駐車場入口の、向かい側にあった駐車場に入ることにしました。

但し、こちらは15分400円(土・日・祝)という料金設定(アンパンマンミュージアムの駐車場は、最初の1時間600円、以降30分300円)。

WEBチケット購入時に選択した入場時間が迫っていたので駐車しましたが、後ほど何とかせねば、ということになりました。

いざ、横浜こどもアンパンマンミュージアムへ

横浜こどもアンパンマンミュージアム

夫が4歳娘と手を繋ぎ、私が1歳息子を抱っこ紐に入れ、ついに!ミュージアムの中へ!!

車に積んでおいたベビーカーも持っていきました。ベビーカーは、2・3Fのミュージアム内では使用不可のため、入場口からすぐのところにあるベビーカー置き場においていくことになったのですが、持っていって大正解でした。

その理由は、後で書こうと思います。ちなみに、渡された用紙に名前を書いて付けた上で預かってくれるので、安心です。

早速、入場口のある2Fから3Fへ上がると、広場の前で座って待機する何十人ものお客さんがいるではありませんか。何やら始まる模様です。

メインステージ「ばいきんまんのダンス!ダンス!!ダンス!!!」

パンこうじょう前ひろばで、「ばいきんまんのダンス!ダンス!!ダンス!!!」というステージがあるということで、既に待機している方々に倣い、私たちも開演を待つことにしました。

ひろば前の床に直接座って鑑賞することとなりました。
開始時間が近づいてくると、集まってきた方々は立ち見を案内されていました。

ソワソワしてるうちにあっという間に時間が来て、「ばいきんまんのダンス!ダンス!!ダンス!!!」がスタート。

ばいきんまんが登場した瞬間の、

おおぉ…

というどよめきが忘れられません。「わあ!」っていう子供の高い声じゃなくて、「どよ…」とも聞こえる、まさに、どよめきなんです。大人の声なんですよ。

いや、でも、声出ちゃうよね。
私も「うおお…」みたいなこと思わず言ってました。

それから次々と出てくるお馴染みのキャラクターたちに、4歳の娘は大喜び。興奮して何度も立ちあがろうとするので、阻止するのに必死でした。

対して、1歳の息子は、何と言っていいか分からない表情をしていました。そんな彼を見て脳内にこだましたのが、アンパンマンミュージアムに行ったことがあるという友人の言葉。

「うちの子が1歳の時に行ったんだけど、ショーに登場したアンパンマン見て泣いちゃったの」

まさか、我が息子もそうなのか?泣いちゃうのか!?この何とも言えない表情は、泣く前触れなのか——!?

でも、大丈夫、杞憂だったようです。ばいきんまんが途中でステージ裏に引っ込んだ時に「いっちゃった…」と、チャーリーブラウンが困った時のような顔して、悲しそうに言ってました。そう、うちの息子は本来、ばいきんまん推しなんです。

ばいきんまんのダンス!ダンス!!ダンス!!!

観るのに夢中でいい写真はあまり撮れなかったけど、これがベストショットかな。

アフロな頭のばい吉くんとドキ子ちゃんがかわいかったです。

踊るしょくぱんまんのふとした動きに(うわ…高貴だ…)と、思わず目を見張ることが何度かあったんですけど、あの気品は一体何だったのでしょう。

近くにいたお子さんがキレッキレで踊っていて、微笑ましい限りでした。「君、動画かなにかで予習してきてるね。猛者だね」と心の中で語りかけました。

後ほど調べたところ、YouTubeの【公式】アンパンマンこどもミュージアムチャンネルに、「ばいきんまんのダンス!ダンス!!ダンス!!!」おてほん動画、というのがありました!

ダンスが盛りだくさんの、ほんとうに楽しいステージでした。

昼食をとりに、いちど外へ

アンパンマンミュージアム

お昼ごはんに丁度良い時間となったので、1Fに降りました。

施設の2・3Fはミュージアム、1Fはショップ・フード&レストランなのです(1Fは入場無料)。

まず、フードコートをちらっと見てみたところ、数十人が列を成しています。では、アンパンマンレストランのほうはどうだろう、と行ってみると、モニターに100分待ちの文字が見えたため、施設内での昼食は断念しました。

アンパンマンミュージアムならではの魅力的なメニューを楽しめないのはとても残念でしたが、大混雑は予想していたので、用意してきていた簡単な昼食をすぐ近くの高島中央公園で食べました。

再入場が可能なので、こういうことができるのが助かりました。

このタイミングで、アンパンマンミュージアムの駐車場に空きがあることが判明し、先ほどの駐車場から車の移動も行いました。

再び、横浜こどもアンパンマンミュージアムへ

昼食を終え、アンパンマンミュージアムへ再入場。

ワイワイガヤガヤしていたため、それまでは分からなかったのですが、館内のトイレに入ってすぐ、あることに気が付きました。

アンパンマンソングがオーケストラ版にアレンジされたものがBGMとして流れているのです。

懐かしい数々のメロディーの、しかし初めて耳にするオーケストラバージョンは、とてもラグジュアリーな演奏に感じました。

アンパンマンミュージアムに遊びにきているんだな、と再認識できたポイントでした。

1Fのショップで、娘はだだんだんの風船をゲットしました。アンパンマンではなく、だだんだん。

子供を惹きつける不思議な魅力があるのでしょう。

確かに、見れば見るほど愛嬌がある顔に思えてきます。

だだんだんのおさんぽふうせん

3Fでは沢山の写真を撮ることができました。

パンこうじょうみんなのまちアンパンマンごうは、触ってあそべるところが盛り沢山で、子供たちはもう夢中。なかなか離れてくれませんでした。

また、写真は撮れなかったのですが、娘も息子も大興奮だったのが、わんぱくアイランドボールパーク。思いっきり体を動かして、はしゃぎまくっていました。

「アンパンマンとおうたであそぼ♪」に大満足

わいわいパークの前に長蛇の列ができていたので、何が始まるのかスタッフの方に聞いてみると、アンパンマンとお姉さんと一緒に歌をうたうステージ、とのこと。

私たちも並び、無事に立ち見の1列目で観ることができました。

この「アンパンマンとおうたであそぼ♪」というステージ、本当に良かったです!

アンパンマンミュージアム

娘にとっては、幼稚園や児童館で教わったことのある、お馴染みの歌ばかりというラインナップ。アンパンマンとお姉さんの真似をして力いっぱい踊っていました。

息子は、一曲終わるたびに「もっかい!」と言っていました。

開演の15分ほど前に並んだのですが、小さめの会場だったので、歌って踊ってパーカッションをたたくアンパンマンを間近で見ることが叶いました。

何より、娘と息子の楽しんでいる姿が尊すぎて、親にとっても忘れられない時間となりました。

工作教室に参加

ステージ観賞後は、がっこうでお面の工作をしました。娘はドキンちゃん、息子はばいきんまん。

息子のは殆ど私が作ってあげたのですが、娘は夫に手伝ってもらいながらも、描いて、のりで貼って、シールを貼って、と、ほぼ自力で作業していました。

思いがけず娘の集中力を目の当たりにすることとなり、成長を感じました。涙

先ほど「ばいきんまんのダンス!ダンス!!ダンス!!!」にも出てきた、ドキ子ちゃんに変装したアフロヘアーのかわいいドキンちゃんのお面が完成。

早速かぶって、意気揚々と歩き出す娘なのでした。

キャラクターグリーティングに驚愕

その後、ひろばのあたりで幸運にもアンパンマンばいきんまんチーズと遭遇できたのですが、このキャラクターグリーティングの形態に私はびっくり。

なぜなら、私はサンリオピューロランド好きで何度も行っていて、ピューロランドでキャラクターたちに会おうとすると整理券が必要で、しかもその整理券はボヤボヤしていると受付終了になってしまうのです。その上、整理券を持っていても、キャラクターに会えるまでの道のりはなかなか長い。階段をのぼって、キャラクターの待つお部屋の前で並んで待機するのです。

それなのに、ここアンパンマンミュージアムでは、アンパンマンとばいきんまんとチーズというメインキャラクターがしれっと現れて、人々も別に列を作って並ぶこともなく四方からワーっと寄っていくではないか。

こんなに簡単に会えるの!?

一つのカルチャーショックでした。でも、簡単に会えるのはいいことですね。

アンパンマンミュージアム

娘は、アンパンマンともばいきんまんともチーズとも、ぎゅーっ!とハグしていました。

息子は、アンパンマンとばいきんまんを目の前にして、さっきの表情になってしまったので、また私の脳内に友人の言葉が響き渡りました。「うちの子が1歳の時に行ったんだけど、ショーに登場したアンパンマン見て(以下略)」

が、チーズとはタッチすることができていました。

アンパンマンとばいきんまんに比べて、チーズはちっちゃめだから大丈夫だったのだろうか…?真相は謎。

兎にも角にも、誰と、いつ、どこで出会えるかは分からないけど、アンパンマンミュージアムではキャラクターたちと触れ合えて写真も撮れる、ということが分かったのでした。

私が絶対に行きたかった場所

2F・3Fのミュージアムは17時で閉館。

この時点で閉館20分前だったのですが、私にはもう一箇所、どうしても行きたい場所がありました。

それは、期間限定の特別エリア「しってる? やなせさん と アンパンマン」

10年ほど前に『やなせたかし 明日をひらく言葉』を読んで感銘を受けて、以来、ずっと勇気づけられてきたのです。

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2024年に新装復刊されました

本書によると、絵本『あんぱんまん』が刊行されたのは、やなせたかしさんが54歳の時。

アニメ「それいけ! アンパンマン」が放映開始されたのが、69歳の時だそうです。

とりわけ心に沁みた言葉は、こちら。

「うどんこ」の生き方を

大切にしてきた。

本当は「運・鈍・根」なのですが、

ぼくの場合は、

運と根気は半分くらいなので、

うどんこ。

PHP研究所 編, 2012, 「やなせたかし 明日をひらく言葉」, PHP研究所

やなせたかしさんの原画を見てみたい、アンパンマンの世界をもっと知りたい。そう思って、特別エリアに足を踏み入れました。

壁一面にやなせさんの絵本がずらりと並んで展示されている様子は壮観で、もっとやなせさんの著書を読みたくなりました。

素晴らしさに思わず言葉をうしなってしまったのは、やなせさんが寄贈したという原画です。はっきりとした色使いで、立体的に描かれたアンパンマン。大きな大きな、これまでに見たことのあるアンパンマンとはいい意味で全く違う印象を与えられる、そんな絵でした。

やなせたかしさん、たくさんの勇気と希望と感動をありがとう。改めてそう思わずにはいられませんでした。

帰る時間が近づいても

こうして時刻は17時を回り、ミュージアムの閉館時間となったわけですが、まだ一日は終わりません。

1Fのショップは18時まで営業しているのです。

アンパンマンミュージアム

娘は、ソフトクリームやさんでミルキーソフトを注文。夫と食べている間に、私はアンパンマンテラス/アンパンマンフレンズに行き、アンパンマングッズを買うことにしました。

私はピアノ講師をしているので、レッスン室で何か使えるものはないかな、と探したところ、ありました、いいものが。メモ帳とマスキングテープ。横浜アンパンマンミュージアム限定です

子供たちに大人気のアンパンマングッズ、しかも、仕事中に目にして和やかな気分になれます。良い買い物ができました。

名残惜しいですが、そろそろ帰らなければいけない時間となったので、ベビーカーをとりに行き、アンパンマンミュージアムを後にしました。

アンパンマンミュージアム
ごみ箱までかわいい…

遊び倒してクタクタになった娘は、もう一歩も歩けない状態。ベビーカーに乗ることになりました。

ミュージアム内ではベビーカーを使えなくとも、持参していて本当に良かったです。この後、私たちはミュージアムの近くで少し買い物をしたので、なおさらそう思いました。

横浜こどもアンパンマンミュージアムに4歳と1歳を連れて行ってみて

家族で訪れた、初めての横浜こどもアンパンマンミュージアムで、盛り沢山の一日を過ごすことができました。

ブログを始めて3ヶ月が経ちますが、これほど文字数のある記事を書いたのは初めてです。それだけ、子供たちと充実した時間を過ごせた、ということなのだと思います。

アンパンマンのおもちゃのお陰もあって、ひらがなが読めるようになった娘。

毎日アンパンマンの食器でごはんを食べ、キャラクターを指差しては喜んでいた息子。

これまでもアンパンマンが大好きだった二人ですが、ますますアンパンマン愛が深まったようです。

まだまだ行けていない未知のショップがたくさんありますし、娘は、ジャムおじさんに会ってない、会いたかった!と言っていましたし、いつかまたぜひ遊びに行きたいと思っています。

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この記事を書いた人

ピアノの演奏と指導を生業としている二児の母。
ドイツに4年間の在住経験あり。
ピアノのコンサート歴19年、指導歴12年。
日本国内の音楽大学を経て研究生修了後、渡独。
ドイツの国立音楽大学を経て大学院修了後、帰国。
出会って心が動かされたもの・ことの記憶って宝物だよね、自分にとっての宝物がどんどん増えていったら幸せだよね、それを沢山の人とシェアできたら楽しいよね。と思っているので、ブログのタイトルを【タカラモノさがし】にしました。

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