2025年7月– date –
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灰になろうと思ってもなれるもんじゃない|スランプを脱出した日
こちらの記事で、10代の頃に長いスランプを経験したことについて触れました。 沼みたいだったスランプから、どうやって生還したのか、書き綴っていきたいと思います。 「死ぬほど練習したら、コンクールで一番下の賞くらいには引っかかるかもしれない」 私は、音楽大学の1年生になっていました。 中学・高校時代に受けたコンクールは全て予選落ち。プライドはズタズタになり、最早、ピアノを弾くという行為は、自分にとっては難し過ぎることなのだと感じるようになっていました。 上達しないのが悔しくてたまらず... -
来世、どうしようか|スランプの真っ只中にいた時に考えたこと
ブログを始めて5ヶ月が経過しましたので、自己紹介記事を執筆しようと思いました。が……、 あれもこれも、思い浮かぶ自己エピソードがどれも暗すぎる。 見出しの通りです。 今の自分を形作っているようなエピソードを、まずは書いてみたのです。で、読み直してみたところ、 暗い。暗すぎる。 死のう、死のう、明日こそは死のう、明日が無理なら明後日、何が何でも絶対に、どんなことがあろうと死なねばならぬことよなぁと、ずっとずっと思い続けてずるずると、やってきたのです。 嶽本野ばら, 2002,「コルセット」,... -
ドイツ留学時代にビザを更新した日の思い出|過去のブログより
ドイツの音楽大学へ留学していた私。留学中に、初めてビザを更新したときの記録を載せたいと思います。 ドイツのビザ更新はドキドキするよ ドイツの役所に行くのって、けっこうドキドキするものなのです。 何故なのか? 次の章に目を通していただくと、その理由が少しお分かりいただけるかもしれません。 ドイツ留学中のある一時期、私は無料のブログサービスを利用してブログを書いていました。それ自体はもう消してしまったのですが、文面のコピーを手元に残しています。 ここに、当時書いたブログの文章をその... -
先月観た短編映画TOP5(2025年6月)|SAMANSAで鑑賞
先月(2025年6月)、ショート映画のサブスク SAMANSAで観た作品の中で、特に心に残った5作品を挙げていきます! 『キスメット・ダイナー』 https://youtube.com/shorts/LWmat-2fIIg?si=YI6oIEuGWETMRKPu 『キスメット・ダイナー』クリエイター: Mark Nunneley作品時間: 9分10秒 ダイナーで働く女の子は、お客さんに恋をする。彼への想いを込めて歌をうたうが、いつも、見向きもされないのだった。 まるでホットチョコレートのような映画です、などと気の利いた感想を言ってみたいのですが、それだけでは表しきれな... -
テアトリックとは?3歳の娘と親子で何度か参加してみた感想
テアトリックをご存知ですか? いま、話題の情操教育なのです。 テアトリックとは フランス語で劇場という意味のテアトル(théâtre)と知育・徳育・体育 “3つの育(ick)を掛け合わせて誕生したテアトリック(theaterick®︎) 演劇・ダンス・音楽・創作活動の総合芸術から人間力の土台を育む情操教育です 引用: テアトリック育脳芸術協会 - Theaterick, https://napb.jp, 2025年7月5日閲覧 私は、娘が3歳の時に、テアトリックのクラスに親子で何度か参加したことがあります。 対象年齢は、開催しているところによって違...
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